自己紹介とうつ病になった経緯

まずはじめに、どういう人間がどういう流れでASMRにハマりうつ病になったのか、簡単に自己紹介。

 

当方年齢29歳。
職業はイラストレーター兼、漫画家兼、漫画家アシスタント。
一言で言い表すのは難しいですが、まあ絵や漫画を書いて稼いでる個人事業主です。

 

そんな私がASMR音声を聴き始めたのは7年前。
FANZA(当時はDMM)で同人音声作品というものの存在を知ったのがきっかけだったと記憶しています。

 

それまではマスターベーションをするにしても、おかずはエロゲのHシーンだったり、グラドルのイメージビデオだったりが多かったんですが、この頃からASMR音声(バイノーラル同人音声)がその面子に加わるようになりました。
耳元でエッチなことを囁いてくれる音声の臨場感は童貞の私には大変刺激的だったんですね。

 

そうしてASMRに耽溺した私の生活に徐々にそれが浸透していきます。
おちんちんをしごかずにASMR音声だけを聴くこともしばしば。
射精したら終了のオナニーと違って、聴いてる間は何時間でも興奮が続くのがASMR音声の良い所。
聴いてる間はずっとハイになれるし、ガマン汁も凄い勢いで出てきますしね。
「仕事のテンション上がらないな~」みたいな時はASMRを聴くことで無理やりスイッチを入れ、絵を描きながら音声作品を聴くのが習慣になっていきます。

 

で、2021年(去年)の夏。
この時期仕事が上手くいっていないこともあったりで、ASMRを聴く頻度が激増します。
一日5、6時間のASMR鑑賞を毎日繰り返す爛れた日々。
干からびる勢いでカウパー液出しまくりの生活です。

 

そして最初に異変を感じたのは10月に入った頃でした。
突如インポになってしまったんですね。
毎日ASMRによる強制勃起を続けたことによる勃起不全。
(ついでにこの頃から思考力・記憶力の低下と、睡眠時間の増加を感じるようになります)
このインポ自体は数週間で回復するんですが、それからしばらくして年が明けた2022年1月、更に大きな衝撃が走ります。

 

年明けから10日ほどが過ぎた頃。その日は数日ぶりのASMR鑑賞でした。
密着囁き音声で3時間ほどハイになった後、気分も落ち着いたところでほんの少し落胆する出来事があったんですね。
制作物が理想通りに作れないという、誰しもが感じるような些細な落胆。
その際に、凄まじい勢いでうつ症状が出たんですよ。
生きる意味が感じられない、自分はダメだ、死んでしまおう、みたいな。

 

冷静に考えるとそんなネガティブな考えを抱くメリットは1ミリも無いんですが、理性が本能に追いつかない感じ。
今まで経験したことの無いような激しい無気力感に襲われます。

 

そしてインポテンツ再発。
仕事が上手くいってないことや、最近あった困り事によるストレスもあるとは思うんですが、やはり一番の原因はASMRでハイになり過ぎた反動、というのが個人的な見解。
(お酒やタバコ、麻薬でハイになった人がうつ病になりやすいのと同じ理屈なんだと思います)

 

それ以来、貧乏揺すりの増加と、情緒不安定、記憶力の低下、過集中、などの症状が出るようになりました。
時間の流れも凄く遅く感じる。


幸い、「うつ症状が出た時は運動すべし」という話を聞いていたおかげで、2週間ほどが経った現在は日々の運動によって状態はかなりマシになってきています。
ただ依然として時折気持ちの落ち込みが激しくなることはあり、油断はできない。
心療内科にも通っていますが、まだ様子見という段階なので今後症状がどう変化していくかも不透明。

うつ症状の不快感はできれば二度と味わいたくないものですし、無気力状態で居続けるのも何一つ良いこと無いので早く完治させたいところです。

 


で。
このうつ病治療を医者任せにするというのも一つの手ではありますが、ただ言われたことに従うより自分でうつ病のメカニズムを理解した方が回復が早いような気がしたので、今は精神科のお医者さんが書いた本を片っ端から読んでます。
脳内麻薬とか、依存症とか、ドーパミンとか、そういうテーマの書籍を雑多に。

 

なので本ブログではそういった本の読書感想を交えつつ、「本当にASMRのせいでうつになったのか?」や「うつ病の予防法」、「ハイになるとはどういうことなのか」などについての所感をまとめていこうと思います。

 

今後私と似たような状況になる方が出ないとも限らないので、そういった方の参考になればと。

 

 

不定期更新にはなると思いますが、可能な限り幅広い読者さんの生活に応用が効くよう話題を提供していくつもりですので、ご興味ある方はよろしくお付き合い下さい。